プロフェッショナルセミナー

PROFESSIONAL SEMINAR

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2023年08月03日(木)

トップアーティストセミナー/Kanako Yoshida様

パリを拠点に活躍されるメイクアップアーティスト・Kanako Yoshidaさん。
一時帰国中に、ECCアーティスト美容にご来校くださいました!

海外を拠点にするに至った経緯や考え、海外と日本でのお仕事の違い、さらに実際にファッションショーでされたメイクを在校生と一緒に再現(!)するデモンストレーションも。

海外へ行くことを視野に入れる学生も、そうでない学生も
思い描く未来へ辿り着くための、新しい選択肢が見えた1日でした。

メイクアップアーティスト Kanako Yoshida
2008年に渡英し、3年間をロンドンで過ごす。渡仏を経て、2012年に帰国。その後モッズヘアに所属し、ヘアスタイリスト/メイクアップアーティストの加茂克也氏とともに多くのコレクションを担当。2017年、再びパリに渡り、シャネルを手がけたルチア・ピカのファーストアシスタントとして3年間活動する。現在はパリを拠点に、多くのショーでメイクアップディレクションを担うなど多岐に渡って活躍中。
@canakoxx

 
  • ご自身の経歴とともに、これまで携わってきた作品やショーをご紹介くださいました。海外と日本のメイクアップや仕事の仕方の違いはもちろんですが、ショーのバックステージは広告や雑誌の撮影現場とは大きく異なる様子に、学生たちは聞き入っていました。たくさんのモデルさんに短時間でメイクを施す必要があるので、Kanakoさんはチームを率いてショーの現場に入っておられます。

  • そして、実際にとあるファッションショーでされたメイクを、在校生とともに再現。
    現場にはチームで臨むため、チームメンバーに指示を出しながらメイクを完成していくシチュエーションを学生たちの目の前で見せてくださいました。
    なんとこの在校生は、ヘアメイクアーティストを志すきっかけとなったのがKanakoさんで、夢のような時間だったそうです…

Professional’s VOICE

自分自身がやりたいこと・やりたくないこと、得意なこと・苦手なことを俯瞰して見てみたとき、私の選択は「海外に行く」ということでした。メイクを仕事にしていくための最初のステップは、人それぞれ違うものです。周囲が求めるものを提供することも仕事を得る上では必要なことですが、自分のやりたいことは何か、という軸を失わないようにしています。ぜひみなさんも、何かを決めるときの判断基準や軸になる気持ちを、自分の中で持っておくといいのではないでしょうか。その軸を作るために、私の経験や経歴が参考になればと思っています。

メイクアップアーティスト
Kanako Yoshida様