プロフェッショナルセミナー

PROFESSIONAL SEMINAR

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2022年02月15日(火)

トップアーティストセミナー/金山貴成様

ヘアメイクアーティストとして、映像業界で活躍される金山貴成さまにご来校いただきました。
 
Hair Makeup Artist 金山貴成 

映画やドラマなど主に映像系のヘアメイクアーティストとして活躍。「僕だけがいない街」「鳩の撃退法」「ネメシス」「チェリまほ」など数々の有名作品でヘアメイクを担当。映画、ドラマ、ミュージックビデオなど各方面からの支持多数。




この日はヘアメイクを日々学ぶ学生たちを目の前に、ご自身のご経験を惜しむことなくお話し下さいました。
 
・ヘアメイクアーティストになるにはどうしたらいいか?
・アシスタント時代にやっておいた方がよいこと
・ご自身の現在までの経歴、経緯
・映画の現場での一日の流れ
 (実際のスケジュールまで見せていただきました!)
・映像と静止画のヘアメイクでの違いは?
・特に印象的だった作品

……などなど、本当に書ききれないほどたくさんのエピソードを学生へお伝え下さいました。
  • 学生から事前に寄せられた質問に一つ一つ丁寧にお答えくださる金山さま。ご自身も美容師としてサロンワークを経験されたのち、師匠である柘植伊佐夫氏のアシスタントになられたそうです。誰につくか?どこに就職するか?学生たちの指針となるエピソードです。

  • 実際にとある俳優さんが撮影時に使用されていたウィッグを手にとって見せていただきました…!自然になじむよう作られた特注品だそう。

  • 「ツヤ」も出し過ぎると「テカリ」になってしまう、という肌作りに関する映像現場ならではのエピソードも。学生、メモが止まりません。

  • 質疑応答。「アシスタントに求めることは?」という質問には、ご自身のアシスタント時代のエピソードを交えながら、現場での立ち振る舞いについて気を付けるべきポイントをレクチャー。技術はもちろんですが、人柄も大切です。

  • 終了後には普段使われているヘアメイク道具見せていただく機会まで。普段静止画での作品撮りが多い学生たちにとって、映像作品におけるヘアメイクを知ることで多くの学びと気付きを得ることができました。

Professional’s VOICE

ヘアメイクアーティストの仕事は、大変だけど楽しい、やりがいのある仕事です。僕は自分が携わった映画は必ずお金を払って観に行きます。なぜならお客様の反応を見られるから。やってきたことが形になり、それをお客様と一緒に観ると喜びもひとしおです。特にエンドロールで自分の名前を見つけると、報われる思いがします。携われるだけで幸せだと感じる瞬間が、この仕事にはたくさんあります。みなさんもぜひ、やりたい仕事・つきたい人を見つけて下さい。見つけたら行動すること、諦めずに継続することで道は開いていきます。いつかみなさんと一緒に仕事が出来る日がくることを楽しみにしています。

ヘアメイクアーティスト
金山貴成様