2025年06月04日
お知らせ
HAPC2024グランプリ・山下さんが取材を受けました!
こんにちは。広報課です。
学生もプロも、職業も年齢も関係なく幅広い人たちが応募するHAPC(ヘッドアートフォトコンテスト)。
2024年のグランプリを見事獲得したのは
トータルビューティスタイリストコースの山下さん!
今回、主催者でありヘアメイクアーティストの歯朶原諭子さまがご来校され、山下さんにインタビューされました。
その様子をお届けします。
取材が始まると「どんなテーマで作ったの?」「素材は何を使っている?」「制作期間はどれくらい?」などなど、作品に対しての質問が数多く飛び交いました。作品は家にも持ち帰り、提出期限ギリギリまで作業していたそうです。
撮影のモデルが友人だったことで「自然体で撮影に挑むことができた」と話す山下さんに、歯朶原さまも「モデルさんの表情が作られすぎず、とてもよかった」とお話しでした。プロも数多く出品する中で「学生とは思えない作りこんだ作品に感動した」と終始お褒めの言葉を頂きました。
まさか自分が優勝すると思っていなかった山下さん。グランプリに選出されたことは、授業の合間に友人から聞いたそう。受賞した時の感想は、「純粋にうれしかった」と笑顔を見せてくれました。
取材後、歯朶原さまにもお話を伺いました。
幼い頃から絵を描くことが好きだったという歯朶原さま。「学校の授業も美術しか好きじゃなかった」という言葉には山下さんも「私も!!」と意気投合。
キャンバスは紙から顔へ変わり、様々な舞台やショーでアート作品を手がけながら、「誰でも応募できるコンテスト」の主催として活動を続けていらっしゃいます。
主催を始めたきっかけは「ヘアメイクアーティストの立場を向上させること」。クレジット(スタッフロール)にも忘れられてしまう存在なのが悔しく、企画書を提出したくても門前払いだったという歯朶原さん。コンテスト入賞などの肩書が信頼に繋がり、「やりたい」を叶えることにも繋がったという自身の経験から他のアーティストたちがこのコンテストを通じて「夢を叶える手助けになれば」と様々な制限のないコンテストを10年以上続けてこられました。
海外経験もある歯朶原さま。「海外に出るのは早い方がいい。不安だからと慎重になりすぎて、行く時期を逃してしまうのはもったいない!」とお答えいただきました。
学生たちへのメッセージとして、自分を支えてくれる人たちを大切にすることはもちろん、「自分の好きなことに向かって一直線に進んでほしい。周囲の声に流されないで」という熱い想いを聞かせていただきました。
貴重なお時間ありがとうございました!
そして山下さんのグランプリ作品が、今年のコンテストのポスターに!
ぜひ細かく作りこまれた「海に広がる自由な世界」を感じてみてはいかがでしょうか。
制作当時、担任だった荒木先生と3人で。