ブライダル・ウェディングコース(2022年度実施)
「プロモーションスキル」
オリジナル誌面制作を通して
ブライダル業に必要な“広報マインド”をはぐくむ
「広報」とは、企業が一般の方に向けて自社のサービスや取り組みを伝えること。ブライダル業界では主に雑誌、Web、SNSを活用して広報を行っています。担当者ではない限り、広報のスキルはいらないのでは?と思いがちですが、近年はプランナーも公式SNSの運用やブライダル誌の記事制作に携わる機会が増加。そんな業界の変化にあわせて「プロモーションスキル」がスタートしました。
この日は学校支給のタブレットを使って、式場紹介記事を制作。ターゲティングやリサーチ、比較検討など広告づくりに必要なスキルを学びながら、一人一人の“広報マインド”を育てます。
ここが注目ポイント
- 1 実際にブライダル広告を制作しながら学習
- 2 さまざまな業務で活かせる情報収集・分析能力を養う
- 3 「見る目」を育ててセンス&判断力アップ
-
学生たちは情報誌の中から式場を1つチョイス。自分ならどんな記事を作るか、企画案を作成します。
-
選んだ式場の記事から、想定しているターゲット、打ち出しポイントなどを洗い出します。
-
和気あいあいとした雰囲気のなかで授業は進行。クラスメイトとの会話からアイデアが生まれることも。
-
ひとつひとつに意味を込めながらレイアウトすることで、読者により伝わる記事に。制作を通して学生たちの発信力も磨かれます。
-
プランナーをしながら広報も担当していた片山先生。現場視点のフィードバックに学生たちも聞き入ります。
-
最後は完成記事をお披露目。良い点、改善点を共有しながら、クラス全員で「見る目」を育てます。
講師コメント
この授業ではリサーチのために多種多様なブライダル広告に触れます。たくさん見て分析することで、自身のセンスや判断力が磨かれていきます。その力は広報以外のブライダル業務でも大いに活かすことができます。たとえばプランナーの場合は「お客様がどの広告を見てお越しになったか」によって、話の切り出し方やご提案内容など、接客のスタンスが変わってくるんですよね。
広報は、私たちとお客様が出会う大切なきっかけになっています。広報担当者の努力あっての接客だということを心に刻み、責任感を持って業務に励んでほしいです!
片山先生
受講中の学生インタビュー
現場でも活かせるリサーチ力が身についた!
ブライダル情報誌はSNSやWebとは違い、他社比較がとてもしやすいなと思いました。先生に教わった視点でじっくり読むと、各式場の特色やターゲット層が見えてきて理解が深まりました。
春からはドレスコーディネーターとして働くのですが、式場の知識があるとそのイメージにあった提案ができたり、お客様との会話も広がったりします。この授業で習った情報リサーチのノウハウを活かして、現場でも知識をアップデートしながら働けたらと思っています。
乃林さん
ブライダル・ウェディングコース 2年
大阪府立門真西高等学校出身