ヘアメイクアーティストコース(2022年度実施)
「エキスパートヘアメイク(選択Bクラス)『GRANMASH』特別授業」
分析、プランニング、実践!
現場仕立てのロジカルな作品づくり
美容師やスタイリストは、感覚的に施術を進めていると思われがちですが、実はとってもロジカル!「エキスパートヘアメイク」内の授業では、「GRANMASH」代表・小林忠さんを招き、サロンの現場で実践されている論理的な作品づくりの方法を学びます。
学生たちは作品撮りに向けてモデルの顔分析を行い、その魅力を最大限に活かせるヘアスタイルとメイクを模索。「ノスタルジック」「アクティブ」「前衛的」など、頭の中にあるイメージをひたすら言語化し、コンセプトシートに落とし込んでいきます。「手を動かす前に、自分なりの”正解”を決めておくことが大切」と話す小林さん。撮影日に向けて入念に準備する学生たちの姿をご紹介します。
ここが注目ポイント
- 1 講師は第一線で活躍する現役スタイリスト
- 2 現場でも活用されている顔分析のスキルが身につく
- 3 論理的な作品づくりを実践的に学ぶ
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学生はSNSや知り合いを通じて、自らモデルをハンティング。顔分析をしながらコンセプトを詰めていきます。
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「GRANMASH」の現役スタイリストたちも使用している、サロンオリジナルのコンセプトシートを使ってプランニングに挑戦!
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分析のフォローに入った小林さんが「少し整えたほうが扱いやすくなるよ」とヘアカットを開始!要所で要所で解説いただくなど贅沢な時間に。
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ずらりと並ぶのは小林さんが実際に現場で使っている厳選コスメたち。もちろん今回の作品撮りでも使用OK!
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撮影に向けて、全員でリハーサル。実際に手を動かすことで新たな発見やアイデアも生まれます。
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小林さんから、現場ならではのテクニックを教わる機会にもなりました。
丸岡さん・岩佐さんペアが手がけた2作品。
女性モデル(左)は「子どもっぽさとクールさを両立させたスタイル」、
男性モデル(右)は「大人っぽい顔立ちを活かした色気のある雰囲気」に仕上げました。
講師コメント
美容業界の仕事では、イメージを言語化していくことがとても重要です。今回行った顔分析やプランニングでは、学生たちの頭の中にあるイメージをどんどん口に出してもらいました。躊躇せず言葉にして整理することで、より具体的で芯のあるコンセプトが作れるようになります。このスキルは、お客様のカウンセリングにも活かすことができます。
手を動かす前の「段取り」の大切さも、授業の中で感じ取ってもらえたら嬉しいですね。
スキルを磨きながらたくさんの良い作品を生み出して、お客様に選ばれる美容師になってください!
美容室『GRANMASH』代表
小林忠さん
受講した学生のインタビュー
「こだわり」と「さり気なさ」は両立させられるんだという発見
スタイルはもちろん人物像まで細かくプランニングして撮影に挑みました。イメージを固めすぎて不自然な写りにならないか心配だったのですが、まったくそんなことはなく、むしろとても自然に仕上がったんです!こだわりとさり気なさは両立させられるんだと知って、嬉しくなりました!美容師になったら、小林さんのような技術を教えるお仕事にもチャレンジしてみたいです!(丸岡さん・左)
小林さんが私たちのモデルのヘアカットをしてくださったのですが、仕上がりを見て、少しカットするだけでもこんなに変化するんだ!と感動しました。理論的な作品づくりを学ぶ中で、新しい技術や知識もたくさん得ることができました。この経験をどんどん活かしてこれからも作品づくりにチャレンジしていきたいです!(岩佐さん・右)
(左)丸岡さん
ヘアメイクコース 3年
阪南高校出身
(右)岩佐さん
ヘアメイクコース 3年
福井高校出身