ブライダル・ウェディングコース(2021年度実施)
プランナートレーニング(模擬挙式)
挙式は「想定外」の連続。
その一つ一つが成長の糧に。
ウェディングプランナーとして、お客様へ婚礼のご提案や挙式時のアテンド力を身につける授業「プランナートレーニング」。この日学生たちは、山口学園の教員や学生の協力のもと、「模擬挙式」に初めて挑戦しました。模擬とはいえ、本番同様にとっさの状況に対応する瞬発力や判断力などが求められます。
挙式を進めるうちに、ウェディングを学ぶ学生にとっては当たり前の用語や所作が、お客様にとって初めてのこと、という事実に何度も向き合うことに。美しく、スムーズな式進行に必要な勘所を身をもって掴んでいきます。挙式をやり遂げたという充実感以上に、プロとして大切なことを学ぶ時間になりました。
ここが注目ポイント
- 1 リハーサルから閉式までを担当することで、挙式の流れを学べる
- 2 新郎新婦様に素早く的確に理解していただける説明力が身につく
- 3 ウェディングのプロとしての、とっさの判断力を養うことができる
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開始前に会場を覗くと、自発的にリハーサルを行っている学生たちの姿がありました。
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模擬挙式の前に、リハーサルの演習から。手袋の持ち方など、細かい所作をどう伝えるか、説明力が問われます。
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リハーサル後、学生同士で最終確認を行いました。「大丈夫!大丈夫!」とお互いを励まし合いながら、いざ本番へ!
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司会進行も含め、アテンドや音響などすべての役割を学生が務めます。様々な役職をこなすことでプロとしての視野が広がります。
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アテンダーは、つねに新婦が美しく見えるようにサポート。実践のなかでお直しのタイミングを学びます。
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無事に挙式が終了!全員のこぼれる笑顔に、自分たちが目指す仕事が、幸せな時間を支える仕事であることを再確認しました。
講師コメント
「模擬挙式」では、日々行っているロールプレイングに比べ、より高い対応力が求められます。伝えたいことがお客様にうまく伝えられなかったり、ご説明が長くなってしまったり、“伝え方の難しさ“に直面した学生も多いと思います。これを機に、お客様に寄り添った言葉遣いや、端的にご案内する方法などもさらに磨いてほしいですね。
ブライダル・ウェディングコースでは、写真撮影を行う「スマイルウェディング」に始まり、沖縄でのリゾートウェディグ研修、そして学生がプロデュースする挙式「ハートフェルトウェディング」へとより高いレベルへとステップアップ。一つ一つ学んで、つなげていきます。それらを通して、プランナーとして働く意義や喜びをきっと感じてもらえるはず。学校で待っています!
鳥居先生
受講中の学生インタビュー
もっと語彙力を高めたい&リハから本番で上手く対応できた!
今回はプランナーとして、全体を指示する立場でした。初めての挙式で重要なパートを任され、不安も大きかったのですが、クラスメイトからの励ましもあって無事にやり遂げることができました。リハーサルでは、エスコートチェンジや手の出し方など、動きを言葉で伝えるのが特に難しかったです。もっと語彙力を高めなければ!と自分を奮い立たせる機会になりました。(内田さん)
私は新婦のアテンダーを担当しました。リハーサルのとき、ドレスがよれてしまう場面がいくつかあったので、リハ後に自分自身が同じように歩いてみてタイミングを掴みました。待機するポジションも何度も確認していたので、本番では上手く処理することができました!(乃林さん)
乃林さん(左)
ブライダル・
ウェディングコース1年
大阪府立門真西高校出身
内田さん(右)
ブライダル・
ウェディングコース1年
鳥取県立八頭高校出身