授業紹介

ヘアメイクアーティストコース3年(2021年度実施)

エキスパートヘアメイク

プロフェッショナルな現場が目の前に!
一人の表現者としてその場に立つ

ヘアメイクアーティストコース3年では、業界の第一線で活躍するヘアスタイリスト、メイクアップアーティスト、フォトグラファー、外国人モデルを招き、まさにプロの現場を再現した授業が行われます。学生たちは事前授業でそれぞれテーマに沿ってイメージを膨らませ、本番となるこの日に一人のアーティストとして作品撮影に挑みます。「習ったことだけに留まらず、どんどん応用して自身の“こうしたい”を実現する力をつけてほしい」と担当の長岡先生。自分の創造力をフルに発揮できる場で、学生たちはどのように向き合ったのか、その一日をお届けします。

ここが注目ポイント

  • 1 プロの現場で思い切り自分の創造性を発揮できる
  • 2 海外経験豊富なプロのアーティストから直接指導を受けられる
  • 3 外国人のプロモデルにヘアメイクできる
  • ゲスト講師として東京からお招きした、ヘアスタイリスト・ATSUSHIさん。「生え際の髪の流れに気をつけて」など、プロならではの細やかな視点でアドバイスが

  • 外国人プロモデルということもあり、施術中はすべて英会話。英語の授業で培った力をフルに活用します。

  • 作品のイメージを身振りを交えてモデルに伝えます。写真としての仕上がりを追求することも大切な役割。

  • 360度チェックし直して、時間ギリギリまで妥協せずに作り込んでいきます。

  • シャッター音が鳴り響くスタジオ。学生たちは食い入るようにモニターを見つめます。

  • スタジオには、有志で撮影を見学していたトータルビューティスタイリストコース3年・森永さん(左)の姿も。講師陣のコメントはもちろん、同世代の豊かな表現力にも刺激を受けたそう。

  • 食べ物や飲み物、肌のメンテナンス…コンディションのために手を抜かないプロモデルたち。その意識の高さを、学生たちは間近で感じ取っていました。

  • 最後は作品総評へ。より高いレベルに達するための指摘の数々に、学生たちは改めて気を引き締める時間となりました。

受講した学生へのインタビュー

一人のアーティストとして任せてもらえたことが嬉しかった

プロのヘアスタイリスト・メイクアップアーティストのお二人は私たちを一人のアーティストとして扱ってくれ、その”任せてもらえている”という状況が嬉しくて「もっといい作品にするにはどうしたらよいのか」と全力で自分の表現を突き詰めることができました。
もうひとつ発見がありました。繊細なメイクは撮影直前に行わないと二度手間になることや、写真撮影の瞬間にピークを持ってくることなど、メイクの順番・タイミングにも気を配らないといけないんだなと強く実感しました。このような現場ならではの学びだと思いました。

桑原さん(左)
かわち野高等学校出身
一ノ宮さん(右)
新田高等学校出身

ヘアメイクアーティストコース 3年生

プロモデルのパワーに圧倒されました!

プロモデルの方々は本当に肌が綺麗なので、自分の表現に集中することができました。また、撮影中も想像を上回る豊かな表情で作品づくりを後押ししてくれて、プロモデルの技術力や価値を間近で体感する機会になりました。
撮影時は、より良い写真作品にするための細やかな工夫や表現方法をたくさん教えていただきました。この授業を通して、イメージを形にするやり方を体感的に掴むことができたので、迷いなく施術ができるようになりました。これからもっともっと技術力を上げていきたいです。

杉田さん(左)
大阪薫英女学院高等学校出身
下農さん(右)
北かわち皐が丘高等学校出身

ヘアメイクアーティストコース 3年生

講師コメント

この授業では、イメージを膨らませる力・作品に落とし込んでいく力に重点を置いています。学生たちには、習ったことを応用して自分なりに追求していくやり方を身につけてもらいたいと思っています。
今日、外国人プロモデルたちの肌に触れてメンテナンスの行き届いた美しい肌に驚く学生も多いはず。その高いプロ意識に触れて、仕事への向き合い方や、一つの所作や力加減などを改めて見つめ直す機会にしてほしいです。充実した英語教育環境があるECCアーティスト美容だからこそ、そこで学んできた英語力を活かして、モデルたちとも積極的にコミュニケーションをとってください。

長岡先生

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