授業紹介

美容科+トップスタイリストコース(2021年度実施)

クラフト・ワークスセミナー

現役スタイリストから直接学ぶ
プロのパーマデザインとサロンワーク

美容科+トップスタイリストコースには、有名サロンのスタイリストから週替わりで直接技術を学べる授業があります。この日は、クラフト・ワークスが運営する美容サロン「ラシェンテ」のスタイリスト・小林俊之さんを講師にお招きし、「パーマデザイン」の授業が行われました。「技術は、たくさんの失敗を重ねる中で高まっていくもの」と話す小林さん。そのためあえてたっぷりと練習時間を設けたプログラムに。学生たちは、納得のいく感覚を掴むまでじっくりと向き合いました。また、授業中さまざまな場面で、実際のサロンワークで気をつけるべきことや立ち振る舞いなど、プロが日々心掛けていることを小林さんが伝授。“スタイリストとして働く”未来を思い描く一日になりました。

ここが注目ポイント

  • 1 現役スタイリストからパーマ技術を学べる
  • 2 実際のサロンワークで役立つ知識が身につく
  • 3 プロとしてのマインドに直接触れることができる
  • セミナーは学内サロン「アンベリール」にて。一人一体、ショートカットのウイッグを使います。

  • 短い毛に巻いたロッドを留める「あや掛け」。しっかりと固定できると学生たちからは感嘆の声も。

  • 制限時間を設け、ワインディング(ロッドを巻く作業)を練習。「もう5分しかない」と焦る学生に小林さんは「まだ5分あるよ!」と声掛け。

  • 「お客様に見られていることを意識しつつ自分の楽な姿勢を探してみて」と小林さん。技術に加え、施術時の姿勢もアドバイス。

  • いよいよパーマ液をつけて実践。「想像を超えてきましたね!」と講師も驚くほどの仕上がりに。

  • パーマヘアの場合は、イメージによって乾かし方も調整。重いところはカットしてボリュームダウンします。

  • 小林さんのスタイリングを見学。学生たちは立ち位置を変えながら、様々な角度で手の動きを追いかけました。

  • 練習の合間に行われた、業界・企業説明会。就職活動にすぐに役立つ情報収集の場にもなりました。

受講中の学生インタビュー

いろんなスタイリストの技を学べるところが魅力

先生たちの所属サロンが違えば、施術のやり方もさまざまです。セミナーではいろんなサロンの先生から新しい技術を学べるので、毎回とても楽しいです。
今回習った「あや掛け」は、細かい作業ということもあってなかなかうまくできませんでした。先生が一人一人にあわせて教えてくれて、練習する時間もたっぷり作ってくださっていたので、本番ではスムーズに巻くことができました。ロッドを外して、クルン!とパーマがあたってるのを見たときはとても嬉しかったです!

豊田さん
美容科+トップスタイリストコース 3年生
(兵庫県)宝塚東高等学校 出身

講師コメント

サロンで働いていても感じるのですが、私たちのモチベーションを支えるのは「美容の楽しさ」。お客様の人生に携われるという魅力はもちろん、技術を追求し続けられるところにも面白さがあります。
今日も様々な技術を教えましたが、それらを一つ一つ深めていくのは学生たち自身です。焦らずにどんな時も前向きに考えることや、目的を決めて施術することなど、追及していくためのマインドを持ってほしいと思います。
学んですぐにできることは本当に少ないのですが、施術の精度は失敗の経験を重ねる中で高まってくるもの。これからも恐れずにどんどんトライしてください!

株式会社クラフト・ワークス
ラシェンテリセ 西宮店
小林さん

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