

トータルビューティ基礎学科(2024年度実施)
「セルフプロデュース」
“自分を知ること”からはじまる実践授業
個性を活かしてインスタ運用にチャレンジ!
Instagramが普及し、お客様がヘアサロンやスタイリストの投稿を見ながら行きたい美容室を選ぶという新しい価値観が誕生。美容業界でも、インスタ投稿のなかで自分の世界観を表現する力=セルフブランディング力も重要視されるようになりました。そんな美容業界必須のスキル「セルフブランディング力」を身につけるこの授業では、バエる写真の撮り方、巧みな画像編集…など小手先のテクニックではなく、まずは“自分を知ること”からスタート。「現役のスタイリストたちも常に考え、自分と向き合いながら自己発信を続けているんですよ」と話すのは、講師の宮田さん。代表を務める梅田のヘアサロン「oli(オリ)」は、店舗のみならず所属スタイリスト個人の自己発信も行う、先進的なサロンです。
現役スタイリストから直接スキルを学び、改めてインスタ運用にトライする学生たち。今回はコンセプトの検討と、投稿用の素材を集めるロケ撮影のパートを覗いてみました。
ここが注目ポイント
- 1 開講はトータルビューティ基礎学科のみ!
- 2 美容業界で必要とされる自己発信力が身につく
- 3 SNSアカウントを立ち上げ、実際に運用しながら学ぶ実践型授業
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以前の授業で、自分を表す100個の事柄を書き出し“自分らしい投稿づくり”に取り組んだ学生たち。今回はチームを組み、“メンバー全員の個性を活かせる投稿づくり”に挑みました。
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まずはコンセプトの検討から。チームで取り組むことで、自分が心惹かれる新たな価値観や世界観が見つかることも。
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コンセプト決定後はプランニング、タスクの洗い出しなど具体的なアクションをまとめ、クラス全体に共有。プレゼン力も身につけることができます。
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さらにoliの現役アシスタント・岡田さんにお越しいただき、インスタ運用で普段心がけていることや、ブランディングをはじめてからの心境の変化など、貴重なお話を伺う時間も。
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いよいよ投稿づくりがスタート。素材を集めるべく学校を飛び出しロケ撮影へ!撮影のなかで新たな発見があったり、アイデアが生まれたりすることもしばしば。
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カフェでの撮影をプランニングしていたチーム。店舗の撮影交渉にも初チャレンジし、見事OKをいただきました。それぞれ持ち帰った素材を編集し、次回以降実際にインスタへの投稿を進めていきます。
講師コメント
oliでは、会社全体としてのブランディングはもちろんですが、スタイリスト一人ひとりの好みやジャンル、思いを発信する個人ブランディングにも力を注いでいます。スタイリストは接客業なのでお客様にあわせるようなイメージを持ちがちですが、大事なのはスタイリストとお客様のマッチング。自分の好きなことを表現しながら働いていると、その思いに共感するお客様が自然と集まってきます。また自分の好きなことが分かっていれば、どんなときも自分自身が生き生きするほうを選べるようになります。セルフブランディングの結果は、最終的には自分にかえってくるんですよね。
ECCアーティスト美容のみなさんも、選ばれる人になって選べる人生を歩んでください!
oli
宮田さん
受講中の学生インタビュー
“たくさん撮る”から“一枚一枚丁寧に撮る”へ コンセプトを決めたことで投稿づくりの姿勢も変化!
私たちのチームはまず自分を表す事柄100個を参考にしながら、それぞれの好きなことを共有するところから始めました。話し合いの中で心がけていたのは、思ったことを全部言うこと。一人ひとりが遠慮せずに自分の気持ちを伝え合えたからこそ、個性豊かなメンバーでも全員が自分らしさを出せる「ストリートスナップ」というコンセプトにたどり着けたのかなと思っています。コンセプトを企画してゴールを決めると写真一枚一枚を丁寧に撮ろうという気持ちが生まれたのも大きな発見でした。撮影をしながら写真を物語仕立てに構成してみようとか、こういうハッシュタグも付けるといいかもなど新たなアイデアも生まれました。企画やプランニングなど事前準備をしておくことの大切さを身をもって感じました。
井谷さん
トータルビューティ基礎学科 1年
大阪府立貝塚高等学校出身