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2026.05.22

1950年代メイクを知ろう―3年生のトータルスタイリングの授業に潜入!

こんにちは。広報の阪本です。

今回は、3年生の「トータルスタイリング」の授業に潜入してきました。
担当は朝先生。スタイリストとして数多くの現場を経験してきた、プロの現役スタイリストです。

この授業では、メイク・ファッション・ヘアアレンジといったこれまでに学んできた技術を組み合わせ、ひとつの「表現」として仕上げていくトータルスタイリングに取り組みます。
7月には、モデルを実際にスタイリングし、コンテストへの応募も控えています。まさに集大成に向けた授業です。

この日のテーマは、年代別メイク。取り上げたのは1950年代のメイクです。

「オードリー・ヘプバーン、知っていますか?」

朝先生の問いかけに、生徒たちはすぐに反応。けれど、当時のメイクの特徴については、初めて知ることも多かったようです。
1950年代のメイクは、現代のメイクとは大きく異なります。
肌の質感、眉の形、アイメイク、リップ——それぞれに明確な特徴があり、それをまずは理論としてしっかり学ぶところからスタート。
朝先生は、メイクの歴史に触れながら、「なぜこの形なのか」「どんな美意識が背景にあるのか」を丁寧に解説していきます。
生徒たちは、その新鮮なスタイルに目を輝かせながら、真剣な表情で耳を傾けていました。

理論を学んだ後は、いよいよ朝先生によるデモンストレーション。
モデル役の生徒を囲むように、クラス全員が自然と前に集まります。
教室は一気に静まり返り、その空気からは「少しでも多く吸収したい」という好きなことへの貪欲さが伝わってきました。
朝先生の手が進むにつれ、モデルの表情はみるみる洗練された印象に。
現在のアジアのメイクでは、目じりが下がったアイラインも多く見られますが、1950年代のアイラインは目じりが並行、もしくはやや上がり気味なのが特徴。
そこには、可愛らしさだけでなく、上品さやかっこよさが共存しています。
その違いが目に見えてわかるデモに、生徒たちは息をのんで見入っていました。

デモが終わると、次は生徒同士での相モデル(お互いがお互いのモデルになる練習法)実習。
朝先生はこう話します。

「相モデルでの練習は、将来スタイリストとして働くうえで絶対に必要。
お客様一人ひとり、顔のパーツもバランスも違います。
今から“人に施術すること”に慣れておくことが、必ず将来の大きな財産になります。」

その言葉通り、生徒たちは相手の顔をじっくり観察しながら、理論とデモで学んだことを一つひとつ確認するように手を動かしていました。
鏡と相手の顔を見比べ、ときには相談しながら、真剣に取り組む姿がとても印象的でした。

1・2年生で基礎を徹底的に固めてきた3年生。
3年生では、その基礎をさらに深めながら、「モデルに合ったスタイリング」、そして「自分らしい表現」を追求する段階に入っています。
技術だけでなく、時代背景や美意識を理解し、それを表現へと落とし込む——
プロに近づいていることを実感させられる、濃密な授業でした。

これからコンテストに向けて、どんな作品が生まれていくのか。
3年生たちのこれからの活躍が、ますます楽しみです。

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